19人のシェフによるスチコン料理本が発売。「スチコン」による加熱の妙技がここに…!

スチコンによる加熱の妙技がここに…!
中華はChi-Fu、唐菜房 大元、神田 雲林が登場

1~2人で切り盛りする店から、大量調理が求められるホテルまで、厨房の規模を問わず、導入が進んでいるスチコン。

そんなスチコンに対して、「すでに活用しているけれども、新たな使い方が知りたい」「まだ導入していないけれど、どんな可能性があるのか深く知りたい」というニーズに応えてくれるのがこちらの本。

日本料理、フレンチ、イタリアン、スパニッシュ、中国料理、ラーメンと、あらゆる業態におけるスチコンの活用方法を紹介する一冊が、旭屋出版より発売になりました。

『スチコンで作る魅力料理』
『スチコンで作る魅力料理』(2016年5月9日発売)

●総勢19名のシェフ、50超のプロの技がここに

こちらの本で紹介されているのは、総勢19名のシェフによる、50を超えるスチコンを使った料理とレシピ。

気になる中華ジャンルからは、モダンチャイニーズ「Chi-Fu」の東浩司オーナーシェフ、広東料理に定評のある「唐菜房 大元」國安英二オーナーシェフ、上海・四川料理を核に、旬の素材を生かした中華で人気の「神田 雲林」成毛幸雄オーナーシェフが登場しています。(氏名五十音順・順不同)

特筆すべきは、各店のスチコンによる加熱の妙技。以下に一部の料理をご紹介します。


回鍋肉

回鍋肉

甘みがのった春キャベツを主役にした、回鍋肉の再構築。葉の外側や中心を使い、スチコンでそれぞれの色を残した野菜チップスを作るコツをご紹介。葉ニンニクはピュレに、トウチは炒って散らし、土に見立てて盛り付けた美しい一皿です。
(料理:Chi-fu)


ピータンと豚肉の粥

ピータンと豚肉の粥

鍋底を焦がさず、かき混ぜながら炊く手間なく、側面にこびりつくロスもない。一般的には鍋で作る中華粥ですが、スチコンで仕込むメリットは実はたくさんあるのです。ここでは小規模店の参考になる下ごしらえ方法をご紹介しています。
(料理:唐菜房 大元)


火焔山烤羊排

火焔山烤羊排

ラム肉を揚げ、クミンと炒める四川料理をアレンジ。ここではラムはラックのまま使い、スチコンの芯温調理機能を活用して、芯温センサーを赤身の中心に差して温度管理。余熱で火を通し、休ませている間にゆっくり温度が下がり、肉汁を逃すことなくミディアムレアに仕上がる方法をご紹介しています。
(料理:神田 雲林)


なお、中華ジャンルからは、各店3つの料理を紹介。本に掲載されている店舗は以下になります。(掲載順、★印は中国料理店)

La Biographie・・・

ラ・ロシェル山王

gri-gri

Agnel d’or

レストラン セビアン

Cucina Italiana Atelier Gastronomico DA ISHIZAKI


『スチコンで作る魅力料理』

出版社:旭屋出版
価格:3,780円(税込)
ISBN:978-4-7511-1199-4
発売日:2016年5月9日
サイズ:A4 192ページ

cenci

i-lunga

erba da nakahigashi

3BEBES

ZURRIOLA

京料理 木乃婦

料理屋 植むら

魚菜料理 縄屋

神田 雲林 ★

唐菜房 大元 ★

Chi-Fu ★

拳ラーメン

らーめんstyle JUNK STORY

 


Text 佐藤貴子
Photo 旭屋出版 提供