中国料理畑の料理人が繰り出すシンガポールの味!
春夏はテラス席でタイガービールを

5月9日(月)、大手町フィナンシャルシティ グランキューブ1階に「新東記クラーク・キー」がオープンしました。

店舗外観(レセプションの様子)

同店は、2005年にシンガポール政府観光局認定第1号店として恵比寿にオープンした「新東記」の姉妹店。ヘッドシェフにグランドハイアット東京『China Room』の料理長として腕を振るってきた中里卓氏を迎え、多彩な料理を提供します。

中里卓ヘッドシェフ

 

中国に由来のある料理も多々!定番はこんな味

シンガポール料理は、福建語に由来する「肉骨茶(バクテー)」「福建麺(ホッケンミー)」、海南島出身の華人からもたらされた「ジンジャーチキン(海南鶏飯)」といった、中国に由来を持つ料理がいろいろあります。


「ジンジャーチキン(海南鶏飯)」。
ランチは864円、ディナーは2人前2700円、一羽3名~4860円(各税込)で、ディナーコースにも入っている定番の味。ジンジャーソースとサンバルでいただきます。(写真は3名~)

 


「肉骨茶(バクテー)」小864円、大1382円(各税込)。
料理名は福建語に由来。豚肉をスパイスの香り高く煮込んだ鍋(スープ)料理。
※写真はレセプションで提供されたポーションです。

 

中国料理畑の料理人が繰り出すシンガポールの味

また、厨房を切り盛りする料理人は皆中国料理畑。そのため、中華の技術をベースに、くらげやふかひれといった中華食材をシンガポールテイストにアレンジして提供しているのも注目ポイントです。

中でも中里シェフが得意とするふかひれ料理には、金糸の太い青鮫を使っているのもこだわり。黄焖(ファンメン)と呼ばれる、軽やかかつコクのある煮込みで、プリッとした食感は青鮫の尾びれならでは。


「青鮫のふかひれ 黄金のコラーゲンスープ姿煮込み」9504円(税込)。
他にも、青鮫の胸びれを使った「青鮫のふかひれ掛けごはん」3078円(税込)やスープも提供。

 

香り高いお料理をタイガービールとともに!

同店の料理のコンセプトは、伝統的なシンガポール料理に、ジンジャー、チリ、シンガポールスパイスを効果的に使ったここだけの味。写真でご紹介した料理以外でも、ラクサやサテなど定番の味はもちろん、大根卵、シンガポール風薄餅、ワンタン、そして多彩なスイーツと、メニューを見たら頼みたくなる料理がたくさんあるはず。

じわじわと暑くなるこれからの季節、テラスで心地よい風を浴びながら、タイガービールとともに香り高いお料理を楽しみたいですね。


中里シェフが「最も好きなシンガポール料理のひとつ」という同店のスペシャリテ「シンガポールチリクラブ」100gあたり1620円(税込)。マッドクラブで作ります。(写真は400~500g 4~5人前)

 

 


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