2017年上半期、80C(ハオチー)編集部がtwitterに投稿した食レポのインプレッション(※)ベスト8を発表!気になるあの店は、ランクインしているでしょうか――?

集計期間:2017年1月5日~6月29日
※食レポ:平日ひるどきにポストしている、ひる中華・よる中華・たび中華・おやつ中華の総称です。
※インプレッション:ユーザーに見られた回数です。

 

8位

【よる中華】福岡「巴蜀」の
40品小吃コース1万円 Part3
8,591インプレッション

巴蜀

 

2017年上半期、Facebook版で1位を飾った「四川料理 巴蜀」の小吃コースがtwitterでもランクイン!

ひとつのコースで40品という脅威的な皿数を、前菜編、料理編、点心・デザート編と4回に分けてご紹介したなかでも、四川料理最強の料理・麻婆豆腐が紹介された回に注目が集まりました。四川ではよく見る、日本では知られていない料理も併せてご紹介しています。
(2017年6月12日投稿:サトタカ訪問)


 

7位

【ひる中華】日本橋人形町「菜心」の
角煮定食850円 9,202インプレッション

菜心

 

7位はFacebook版では登場しなかったガッツリ飯が登場。ボリューミーな角煮に負けず劣らず存在感を放っているのは、白飯の上の“食べるラー油”です。

食べラーブームを起こした桃屋本社から徒歩7分というアクセスから、実は元ネタになったのではという噂もあるこの店。ぜひ桃屋製と食べ比べてみては?
(2017年6月15日投稿:コスギ訪問)


 

6位

【よる中華】東神田「中華料理 帆」の
エビとトマトの両面かた焼きソバ1,500円
10,456インプレッション

帆

 

6位は東京イーストサイドのダークホース「帆(ほ)」がランクイン。インパクトのあるビジュアルに「いいね」や「リツイート」が集まるのがtwitterの特徴で、そこにしっかりハマった一皿です。

トマトの頂には白い粉がかかっており「これはまさかの…?」と思いますが、それは食べてのお楽しみ。そして恐らく、この料理を口にした料理人なら「自分ならこうする」と思い巡らす方も少なくなさそうな…!
(2017年5月25日投稿:サトタカ訪問)


 

5位

外神田「555飯店」の
油淋鶏定食730円 12,339インプレッション

555飯店

 

インパクトのあるビジュアルが強いtwitterですが、もうひとつの傾向として「やすい」「うまそう」「ボリューミー」の三拍子揃った料理も強いです。それが多くの方の中華の持つイメージであり、食べてみたい料理でもあるんでしょうね。

5位にランクインした「555飯店」は、その条件を満たした“やすうま現地系中華”のひとつ。ランチはなんと550円~。夜はがっつり中華をアテに飲めますよ。
(2017年6月12日投稿:コスギ訪問)


 

4位

【よる中華】百人町「辣遇见麻」で
豌杂小面(ワンザーシャオミィェン)780円
14,139インプレッション

辣遇见麻

 

中国のローカルな料理もtwitterで評判になる条件のひとつ。4位は重庆小面(重慶小麺)の専門店がランクインしています。

重慶小麺(チョンチンシャオミィェン)とは、火鍋と並ぶ重慶市民のソウルフード。現地では毎年新聞社と有識者の連合によって「五十強」が選出されるほど親しまれている料理です。

写真の豌杂小面(豌雑小麺)は、白えんどう豆と肉味噌をのせたコクのある味わい。こちらはもともと成都にある店だそうで、お客さんは若い中国人でいっぱいでした。
(2017年4月24日投稿:サトタカ訪問)


 

3位

【ひる中華】西麻布「麻布長江 香福筵」の
牛バラ四川火鍋煮込み土鍋麺1,300円
15,977インプレッション

麻布長江 香福筵

 

3位は「麻布長江 香福筵」の火鍋の如く口が燃える土鍋麺がランクイン!見るからに辛そうなビジュアルを見ていると、口中によだれが充満しますね。

同店はFacebook版で「酢麻婆」と夜の「おまかせ」がランクインしていましたが、twitterでランクインしたのは、インパクトのあるこちら。実際、味もインパクトがあり、口から火を噴くところを水で鎮火しながらいただきました。
(2017年3月24日投稿:サトタカ訪問)


 

2位

【ひる中華】本郷三丁目「棲鳳閣」の
香辣(シャンラー)まぜ麺750円
16,464インプレッション

棲鳳閣

 

3位に続いて、2位も麻辣系がランクイン!四川料理は強いですね。なかでもこちらは「これでもか!!!」とかかったゴマや肉絲(肉の細切り)がたっぷり。

この肉絲が、ナッツ類や薬味、麻辣ダレとともに麺に絡んだところをイメージすると、自然と口中涎満ちるというもの。昼時にお腹の空くビジュアルでした。
(2017年3月6日投稿:コスギ訪問)


 

1位

【ひる中華】市ヶ谷「香港華記茶餐廳」の
土鍋陳川粉880円 19,696インプレッション

香港華記茶餐廳

 

そして栄えある1位は「香港華記茶餐廳」の土鍋陳川粉でした! こちらはFacebook版で8位にランクイン。香港好きの心を動かした一杯といえましょう。

店名にある「茶餐廳(チャーチャンテン)」は、香港スタイルの喫茶レストランのこと。昨今東京にじわじわ増えてきており、2017年の8月には大阪心斎橋も出店予定。数年後、日本で香港の味が楽しめる店がさらに増えているかもしれませんね。
(2017年3月15日投稿:コスギ訪問)


 

2017年上半期80C twitterランキング、いかがでしたでしょうか? 同じ80Cの情報でも、twitterとFacebookでは好まれる情報が異なるのがおもしろいですね。

twitterの傾向として、①中国のローカルな料理、②見た目にインパクトのある料理 ③安くてボリューミー、かつおいしそうな料理は受けがいいです。一方、料理のプロや飲食関係者のフォローが多いFacebookでは、①技のある料理 ②ストーリーがあるもの ③業界で注目されていたり、ファンの多いシェフの料理が注目されやすい傾向にあります。

中国料理といっても店のスタイルも料理も実に多様。これからも様々な中国料理の魅力をご紹介していきたいと思いますので、引き続きご愛読よろしくお願いいたします!

 


Research & Photo 小杉勉、佐藤貴子
Text 佐藤貴子