Restaurant Now

業界人の耳より情報 華悦樓(港区・赤坂)

筑紫樓丸の内店の料理長が独立。ふかひれ料理はもちろん、丁寧に作られた王道の中華がしっかりおいしい店が赤坂見附にできました。アラカルト大歓迎です!

2017/12/8up

名人のふかひれ料理は必食!
ひねりなしの王道中華が堪能できる店

赤坂見附駅から徒歩1分「赤坂青明会館」3Fに、12月1日(金)「華悦樓(かえつろう)」がオープンしました。

華悦樓
「華悦樓」店内。


オーナーシェフの服部憲作さんは、名門「山王飯店」で修行し、都内各店を経て、ふかひれ料理で有名な「筑紫樓」の丸の内店で、料理長を6年務めた実力派。

料理は上海&広東系で「ひねりなし」(服部さん談)の王道直球勝負。昨今はコース料理中心に舵を切る店も多いなか「自分が食べて本当においしいと思ったものを出したいんです」と、アラカルトを中心に、食べたいものに応えてくれます。

服部憲作オーナーシェフ
服部憲作オーナーシェフ。



●音がいい、香りがいい!
フカヒレ料理は前菜と煮込みのオーダー必須

心地よいのは、厨房の小窓から聞こえるリズミカルな包丁の音や、ジュワッ、シュワッという鍋の音。この音と、厨房から流れ出る香りを体感すれば、きっと「ここの料理は間違いない」と確信できるはず。事実、料理はいずれもきっちり仕込んで丁寧につくられており、角のとれた品のある味わいです。

宮保明蝦球
海老の香り辛味炒め(宮保明蝦球)


メニューは前職からのお客さまの期待に応え、ふかひれ料理が充実。ふかひれ=高級で手が出ないという方もいらっしゃるかと思いますが、その相場を知る側からすれば、ここのふかひれ料理は良心的を超えたお値打ち。

フカヒレと鮑の冷菜
フカヒレと鮑の冷菜


おすすめは「フカヒレと鮑の冷菜」2,800円(写真上)。使用したのはコラーゲンが豊富に含まれるモウカザメで、厚みのある尾びれを上湯(シャンタン)で8時間蒸して煮凝り状にしたものを贅沢に皿盛り。さらに塩水で仕込んだ鮑を丸ごと1個添えており、椒麻(ジャオマー:花椒風味のソース)でいただくもの。ボリュームもあり、2~3名でシェアできます。

また「フカヒレの煮込み三種食べ比べ」9,000円は、定番のヨシキリザメ、コラーゲンが豊富なモウカザメ、金糸の太いアオザメを約50gずつ、合計150g味わえる画期的な一品。これだけであれば2~3名でシェアできるので、フカヒレの違いを味わうには最適。

さらにふかひれ入門編には「フカヒレの煮込みつゆそば」1,600円を。こちらは「筑紫樓」でも大人気のメニューですが、スープのとり方はこれまでの経験をベースに服部スタイルにブラッシュアップ。鶏の関節部を多めに入れており、スープまでもふかひれ香る、ふくよかでリッチな味わいに仕立てています。こちらも2名でシェア可能。

フカヒレと鮑の冷菜
フカヒレの煮込みつゆそば


そして、ふかひれの煮込みスープと合わせると、びっくりするほどおいしく感じるモヤシと黄ニラの炒めは800円。「あえてここはぐっと値段をおさえ、スープと一緒に味わってほしい」(服部さん)と意図した一皿も、ふかひれ料理と合わせてオーダー必須です。


●オープン記念ランチは破格!
アラカルトもいいが、実はコースも見逃せない

ランチは現在、オープン記念セットとして「フカヒレの煮込みセット」1,500円(税別・平日限定)を提供中。フカヒレの煮込み、海老のマヨネーズ和え、野菜の蟹あんかけ、点心、ごはん、漬物、スープ、杏仁豆腐の全8皿でこの場所&価格は本当にお得。ゆっくり召し上がりたい方は、ふかひれの冷菜や姿煮もついたランチコース4,800円(2名~、別途サービス料5%)がおすすめです。

活け車海老の湯引き
活け車海老の湯引き(6尾 1,800円~)


一方、夜はグランドメニューから軽めに楽しむもよし、しっかり召し上がりたいならコースもよし(2名~、別途サービス料5%)。7,500円の福コースは6品でふかひれ胸びれの姿煮付き、10,000円の寿コースには尾びれの姿煮や、鮮魚の蒸しもの、ふかひれと鮑の特上スープそばなどが楽しめます。

シェフは基本的に厨房の中にいるため多くは語りませんが、料理は雄弁。店の前に来て、一見スナックかと思うかもしれませんが、思い切ってドアを開けましょう。そこにあるのは、心躍る中華の香りと白いクロスのかかったレストランの空間。昨今の新店にありそうでなかった、定番がしっかりおいしい新店です。



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記事公開日: 2017/12/8

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