2017年に公開されたものの中で、多くの方に見られたコンテンツトップ10を発表!

 

10位

【業界人の耳より情報】青山シャンウェイ 神楽坂店(新宿区・神楽坂)

 

青山シャンウェイ 神楽坂店

10位は鉄板中華で人気の「青山シャンウェイ」がフランチャイズ展開を開始し、神楽坂に出店したニュースがランクイン。

運営は銀座でシュラスコ料理店を出店するバッカーナ。料理長の名田定広さんは「楽記」料理長を経て、日本各地で焼き物の指導に当たっていた方で、広東料理の焼き物の名手です。

新店は“暴力的中華”のキャッチフレーズを持つシャンウェイの料理に、名田さん得意の広東焼味が加わったパワフルなメニュー構成。「毛沢東のスペアリブ」をはじめ、インパクトのある料理がオンメニューしています。

予算はランチ1,000円で、品数豊富なサラダバイキングは大好評。ディナーは5,000円が目安。みんなで料理をシェアして、わいわい楽しみたい雰囲気のお店です。

2017年11月30日掲載


 

9位

【業界人の耳より情報】JASMINE 和心漢菜(中央区・銀座)

JASMINE 和心漢菜

2017年、銀座松坂屋跡地にオープンした商業ビルで、大きな関心を集めた「GINZA SIX」。そのレストランフロアにオープンしたのが、JASMINEグループ4店舗目となる「JASMINE和心漢菜」です。

料理長は、広尾本店でも料理長を務めた吉澤努さん。店名に掲げる“和心漢菜”は「中国料理の技や考え方を礎に、日本の四季や美的センス、食材、おもてなしの心などをかけ合わせた店に」という願いを込めたもの。中華風のすき焼きや鯛飯など、これまでのJASMINEにはない、独創性のある料理がウリになっています。

予算はランチ1,500円、 ディナー7,000円が目安。多くの人が集まる場所柄、アラカルトが豊富で、英語メニューもあり、ベジタリアンにも対応しています。

2017年4月21日掲載


 

8位

【ランキング】ひる中華・よる中華ランキング2017年上半期-Facebook編

ひる中華・よる中華

8位は、2017年上期のFacebook食レポ系投稿のリーチトップ8をまとめた記事がランクイン。

Facebookの読者にはおなじみの「ひる・よる・たび・おやつ中華」の中から、最もリーチが伸びた=多くの方に見られた記事を集めました。

ランクインしているのは、ランチ3件、ディナー4件、宴会企画が1件。どちらの店もおすすめです。

2017年7月11日掲載


 

7位

【うまいもの手帖】今年も「羊名人」限定販売!at 羊フェスタ2017

羊名人

今年で完売御礼4年目を迎える「羊名人(ようメ~じん)」は、家で羊肉をおいしく調味するためのオリジナルスパイス塩。

味の監修は、NHK『あさイチ』レギュラー出演でもおなじみ、四川料理の名手「飄香(ピャオシャン)」の井桁良樹シェフです。

毎年、羊齧協会主催「羊フェスタ」で限定販売しており、通常は買えないため、一部で“幻のスパイス”とも。今年は予約で500袋を完売。来年は販売なるか?

2017年9月28日掲載


 

6位

【業界人の耳より情報】イチリンハナレ(神奈川県・鎌倉市)

イチリンハナレ

6位は築地の人気店「東京チャイニーズ 一凛」が、鎌倉に「イチリンハナレ」をオープンしたニュースがランクイン。

場所は鶴岡八幡宮にほど近い扇ガ谷の住宅地。庭も含めて約250坪の日本家屋を改装し、外観はほぼそのままに、石造りのカウンターとお座敷の個室を備える店にリフォームしています。

料理は築地のテイストも一部踏襲しつつ、鎌倉や三浦など地のものを用い、カウンターでライブ感たっぷりに仕上げる料理や、趣向を凝らしたデザートも。

料理はコースのみで、平日のランチ3,000円または6,000円。週末、祝日のランチ&ディナーは8,000円、10,000円、13,000円(税別)。鎌倉散策の折に訪れてみては。

2017年5月11日掲載


 

5位

【惚れる!中華のサービス】vol.4李秀珍さん(山西亭)

李秀珍さん

レストランの魅力は皿の上だけに非ず。5位は「惚れる!中華のサービス」シリーズより、麺と黒酢の名産地・山西省の料理を提供する「山西亭」李秀珍さんのインタビューがランクイン。

今や、東京で晋菜(山西省の料理)といえば真っ先に名前が挙がる同店ですが、オープン時はガラガラだったのだそう。

繁盛店になったのは、刀削麺をはじめとする料理のおいしさはもちろん、李さんの接客に「また来たいなあ」と思う人がたくさんいたから。サービスは言葉ではなく行動。そんなことを感じさせてくれる記事です。

 

【惚れる!中華のサービス】vol.4李秀珍さん(山西亭)
(2017年3月29日掲載)
>① アットホームなサービスに胸キュン!
>② 山西亭の開業には、影の立役者「ミスターX」がいた!
>③ ホッとする空間で、自慢の刀削麺を味わってほしいから
>④ 『つらい』や『たのしい』考えたことない。なんだってがんばれる。自分の店だから

 


 

4位

【業界人の耳より情報】茶禅華(港区・南麻布)

茶禅華

4位は2017年のFacebookリーチランキングで2位流行語大賞で10位 にランクインしている「茶禅華」がランクイン。ニューオープンにして『ミシュランガイド 東京2018』では2つ星を獲得。今年のハイエンド中華で最も注目された店と言っていいでしょう。

鳩をはじめとする炭火焼は、中国料理と日本料理で研鑽を積んだ川田智也シェフのスペシャリテ。15品前後で構成されるコース、そして料理に合わせたドリンクのペアリングは、東京の中国料理店にこれまでなかった世界を開いてくれました。

料理予算はディナー20,000円(税抜)~。料理に合わせたアルコールペアリングは9,000~13,000円、ティーペアリングは6,000~8,000円で、両方のミックスペアリングも可能。土曜ランチは12,000円のショートコースも提供しています。

2017年2月9日掲載


 

3位

【惚れる!中華のサービス】vol.5 寺田規行さん(水新菜館)

寺田規行さん

ドーンと目を引く真っ赤で大きな看板の下、40年間ランチの行列が絶えたことがないという浅草橋の大衆中華「水新菜館」。

3位はこの店にこの人あり。「いらっしゃいませ♪」といつもとびきりの笑顔で迎えてくれる、マスターの寺田規行さんのインタビューがランクイン!

マスターのどこかイタリアを想起させるファッションや、やたら詳しいワインの話、もはや芸の域に達している軽妙な語り口の謎が今、ここで明かされる…!

 

【惚れる!中華のサービス】vol.5 寺田規行さん(水新菜館)
(2017年5月2日掲載)
>① 昼どき行列のできる中華として40年。味もいいけどマスターに会いたい!
>② 欧米のレストランでサービスに開眼。 調理場からサービスへ…!
>③ 当意即妙な応対は芸の域。トークの先生はエンターテイナー!
>④ 大衆中華でマリアージュ!どんぴしゃワインに紹興酒♪

 


 

2位

【惚れる!中華のサービス】vol.3 萩原清澄さん(Wakiyaグループ統括支配人)

寺田規行さん

2位はWakiyaグループ統括支配人、萩原清澄さんのインタビューがランクイン。

萩原さんはビジネス書『サービスマンという病い』を幻冬舎から上梓され、各業界の一流プレイヤーの話が聞けるセミナーを開催するなど、レストランの中に留まらない活躍をしている方。

この世界に入るきっかけは、中国料理界のスターシェフ・脇屋友詞さん率いる「一笑美茶樓」でのアルバイト。

そこから多くの顧客をもつ敏腕サービスマンとなっていくストーリーは、飲食業界だけでなく、あらゆる業種に通じる話。若い人にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

【惚れる!中華のサービス】vol.3 萩原清澄さん(Wakiyaグループ統括支配人)(2017年2月14日掲載)

>① 業界初!著書をもつ中華のサービスマン現る
>② この道で生きると決めた瞬間にプロフェッショナルなんだよな
>③ サービスマンは30歳で給料が止まる?

 


 

1位

【家で中華SPECIAL】自家製干し肉“腊肉”を作ろう

腊肉

そして1位は、中国料理の漬け干し肉・腊肉(ラーロウ / là ròu)の記事でした!

知っていますか。軒先に肉をぶら下げ、日々肉が締まっていく様子を確認していると、実に豊かな気持ちになれることを。
腊肉がひとつあれば、炒めもの、炊き込みごはん、煮込みスープ、シンプルに蒸してお酒のつまみなど、おいしい夢が広がることを…!

シリーズ最終回には、中国各地の腊肉(ラーロウ)についてご紹介。背景や広がりを知れば、肉の味わいが一層深く感じられることでしょう。

 

【家で中華SPECIAL】自家製干し肉“腊肉”を作ろう

>①干して熟成を待つ!おいしい腊肉の作り方(2017年3月9日掲載)
>②燻香が食欲をそそる!プロに教わる塩燻製腊肉(2017年3月9日掲載)
>③リッチテイスト!香辛料入り醤油で仕込む本格腊肉(2017年3月10日掲載)
>④家で堪能!自宅でできる、お手軽腊肉料理2選(2017年3月13日掲載)
>⑤手抜き万歳!ビギナー向け中華干し肉(2017年3月14日掲載)
>⑥腊肉の地域性を識者に尋ねる(2017年12月21日掲載)

 


 

2017年のアクセスランキングは、腊肉(ラーロウ)をフィーチャーした記事がトップに。調理を経てひとつの食材となる腊肉は、料理と食材の両方を紹介する80C(ハオチー)らしい記事だったのではないかと思います。

シリーズ記事は各ページのアクセス数を累計しているため、上位になりやすくもあるのですが、「惚れる!中華のサービス」のように、レストランを居心地のよい空間にしてくれるサービスの記事も、多くの方の目に留まったことを嬉しく思います。

2018年も、皆様が素敵な中国料理と出合える年となりますように。

 

※ランキングの算出方法
2017年に公開したページの中から、総アクセス数でトップ10にランクインしたコンテンツを掲載しています。ページを分割して掲載したコンテンツは、各ページのアクセス数を合算しています。
集計期間:2017年1月1日~12月28日

 


Reserch 小杉勉
Text 佐藤貴子
Photo 丸田歩(1) 永田忠彦(2) 廣田比呂子(3) 宮濱祐美子(5) 麻布長江 香福筵(1)Wakiya(2) 茶禅華(4) JASMINE和心漢菜 (9) 佐藤貴子(1,4,6,7,8,10)